お金が稼げる自動売買ツールを自作してみる!その6

お金が稼げる自動売買ツールを自作してみる!その6
目次
※自己責任でお願いします。損失や損害については責任を負いかねます。
今回でシンプルな自動売買ツールが完成です。長いですがお付き合いいただけると幸いです(*’▽’)
今回はこれまでに作成したファイルやプログラムを用いてゴールデンクロスとデッドクロスを割り出して発生ポイントを売買ポイントとしてサインを出すようにします(*’▽’)
田中はこのWebサイトを参考にして自動売買ツールを作ろうと思います。
参考にするサイトはこちら⇒株・為替・FX・N225自動売買、自動取引システムの作り方・自作方法
売買サインを出すプログラム
売買サインは先ほど説明した通りゴールデンクロスかデッドクロスが発生したときに信号が上がるようにします(*’▽’)
単純に5本移動平均線が25本移動平均線と交わったときにサインを出すだけなので単純な仕組みです( ˘ω˘ )
モジュール1に「Handan()」関数を追加
モジュール1には「kakikomi()」と「idouheikin()」関数が入っています。ここに「Handan()」関数を追加します(*’▽’)
この関数を使うと「移動平均線2(25本)」を「移動平均線1(5本)」が交わったときに「買サイン」か「売サイン」が発生しそれにより「保有」の列に「1」or「-1」で表示されます(*’▽’)
売買サインが出たときにキーボードマクロを起動させる
これまでVBAプログラムで相場データをExcelファイルに記録するシステムを構築しました(*’▽’)
次は別のアプリケーションを利用して【パソコン操作を記録】その後に【記録したパソコン操作の再生】までを行います(*’▽’)
いったんExcelやVBAから離れた作業となります!(^^)!
「UWSC Free版」をダウンロード!!
パソコン操作を記録するプログラムを「キーボードマクロ」と言います。
UWSCはキーボードマクロのアプリケーションなのです!!有料と無料の2バージョンありますが、もちろん今回は無料版を利用します( ˘ω˘ )
UWSC→ ベクターからプログラムをダウンロード
「UWSC Free版」をダウンロード!!
ダウンロードフォルダにある「uwsc●●●●.zip」フォルダを解凍します(*’▽’)
解凍されたフォルダは使っているパソコンのOSやバージョン等の環境により保存場所が変わりますので見つからない場合は根性で探してくださいね( ˘ω˘ )
解凍したフォルダには下の画像の通りいくつかファイルが入っています(*’▽’)
UWSCアプリで売買手順の記録をする!
UWSCアプリはクリックした回数や場所を座標を記録します!さっそく手順通りに進めます(^^♪
UWSCを立ち上げ※フォルダ名を「Keyboard_macro」に変更しました!
UWSCの設定
「余分な時間、マウス移動は記録しない」にチェックが入っているか確認!!ここにチェックが無いとプログラムが凄く長くなります(^_^;)
まずは記録する環境を立ち上げます。「DDEサーバー」を起動し「MX MetaTrader5」を開きます(*’▽’)
※トレード媒体にする業者はどれを使っても大丈夫です!クリック証券でもDMM証券でも構いません(*’▽’)
MX MetaTrader5を開くと下のような画面になります!
ここから「買い注文」と「売り注文」の操作を記録していきます!
XM MetaTrader5の注文準備
準備と言っても難しいものじゃないので安心してください(^^♪
準備が必要な理由として「記録開始から」「終了まで」の間を最低限の動きで完了させる必要があります。
例えば記録を開始してから「DDEサーバー」を起動して「XM MetaTrader5」を起動してなんて事をしていたら、必要のない行動まで記録されてしまいます。
準備とは必要のない部分を記録しなくても済むようにすることです(*’▽’)
準備の内容はたったの3つ
- ①トレードペアの設定
- ②ターミナルウィンドウのタブを「取引」にしておく
- ③「買ポジション」or「売ポジション」を持つ
①まずトレードペアなんですが値動きが緩やかでリスクの少ない【USD/JPY】のペアを選択します。
②XM MetaTrader5画面の下側の部分をターミナルウィンドウと呼びます。ターミナルウィンドウのタブを「取引」にしておきます(*’▽’)
③「買ポジション」or「売ポジション」を持つ
「SELL」or「BUY」のボタンをクリックしてポジションを保持します(*’▽’)
自動売買のMetaTrader5のトレードは両建てが出来るため「売ポジション」を持っている時に、「買サイン」が出て「買いポジション」を持った場合は「売り」と「買い」の両ポジションを持つことになります。
なので、「持っているポジションを決済」、その後に「新しく反対ポジションの購入」操作をします。売りも買いも操作の記憶をさせるので最初はどちらのポジションでも構いません。
XM MetaTrader5の操作を記録する
説明のためにまずは買いポジションを持ってみます(*’▽’)
ポジションを持つとターミナルウィンドウの取引欄にポジションが表示されます(*’▽’)
売買操作をUWSCで記憶する
準備が終わったところで売買操作を記憶させてみましょう(*’▽’)
UWSCを起動してXM MetaTrader5の上にセットします。
キーボード操作の記憶
UWSCの「記憶」ボタンをクリックします(*’▽’)
ここからの操作が記録されていきます(*’▽’) このキーボードマクロはクリックの場所などをディスプレイの座標で記録していきますのでご自分の環境で座標は変わることを覚えておきましょう(^_^)
ターミナルウインドウの「buy」の位置でダブルクリックします。
ダブルクリックすると別ウィンドウが開きますので「成行決済」をクリックします(*’▽’)
これで「buy」のポジションが解消されましたので引き続き「sell」のポジションを持ちます(*’▽’)
ここまで操作が終わったらUWSCの「STOP」をクリックします(*’▽’)
記録したキーボード操作を保存します(*’▽’) 名前は買いポジションを売りポジションにしたので「buy_sell.uws」にします。
今は「sell」のポジションがあると思いますので同じように記録して「sell_buy.uws」という名前で保存しましょう(*’▽’)
保存したキーボードマクロをメモ帳で開く
先ほど保存した「buy_sell.uws」をメモ帳で開いてコードを少し追加します(*’▽’)
開いたらこんな感じです(^^♪
黄色の部分が追加するコードです
一番上と一番下のコードの末に「Max」とか「Min」とかありますがこれはXM MetaTrader5のウインドウ画面を最大にして表示し、ウインドウ画面を最小して格納するためのコードです(*’▽’)
「SLEEP(1)」を入れると動作を1秒停めて待機してくれます♪
真ん中の少し上の辺りに「BTN(LEFT,CLICK,483,837,300)」という同じコードが並んでいますがダブルクリックを上手く記録できなかったので手動で追記しました(*’▽’)
「sell_buy.uws」も同じようにメモ帳で開いてコードを追記しましょう(*’▽’)
コードの追記が終わったら売買操作の記録は終了です!
※私の場合キーボードマクロはCドライブの直下に置いています( ˘ω˘ )
おめでとうございます完成です(*’▽’)
だいぶ長くなりましたが完成です!
仕組みはシンプルですが自動売買の基礎は十分覚えられると思います(*’▽’)
早速完成した自動売買ツールを稼働させてみましょう(^_^)♪
自動売買ツールを動かせてみる
実際に動かせてみましょう。まずは以下の手順で必要なアプリを起動しておきます(*’▽’)
- ①DDEサーバー
- ②XM MetaTrader5
- ③VBAの入ったExcelファイル(※外部ソースのリンクは更新して下さい)
次にExcelファイルのVBAを起動します(*’▽’)
VBAを起動したら移動平均線が記録されるまで放置して下さい。そのうちデータが溜まるとゴールデンクロスやデッドクロスが発生して自動的に売買が行われます(*’▽’)
慣れてきたら売買条件を付け加えたり売買条件を新しく作っても面白いと思います(^_^)
まとめ
長くなりましたがこれで自動売買ツールの作成は一旦終わりですね( ˘ω˘ )
後はいろいろ試して利益が出そうならリアルトレードしてみようと思います!しばらくはデモトレードで遊びますので結果とか報告できると面白そうですね!(^^)!